REPORT DETAILレポート詳細
ケミカルサイエンス(パーマ編)
セミナーレポート
ケミカルサイエンス(パーマ編)
【開催】2019年04月09日(火)
【講師】リアル化学 技術情報部
REALスタジオにて、「ケミカルサイエンス(パーマ編)」セミナーが開催され、講師は技術情報部の内海が担当しました。 実験をしながらの解説なので、分かりやすく、時間が経つのが『あっという間!』と好評です。 セミナーの内容はこちら。
|
|
どれもパーマにおいて、把握しておいた方が良い項目ですね。
いくつか抜粋して実験内容をご紹介します。 ~答えはセミナーで・・・(笑)~ 最初の実験はアンモニアとモノエタノールアミンの違いの実験です。 |
|
2種のアルカリ剤をpH試験紙に垂らし、ドライヤーをあてて反応を促進して特徴を確認します。 この2種は代表的なアルカリ剤ですが、効果や目的に合わせて薬液に配合されています。 配合成分は製品に記載されていますので、確認してみてください。 |
|
続いて、『卵』を使用した、還元剤の特性を確認する実験です。
|
|
卵もタンパク質ですので、3種のパーマ液をかけて、反応速度を確認します。どんな結果だと思いますか?(pH,還元剤濃度などは揃えてあります) ヒントは『分子量』です。 続いて、『スポンジ』を使用した、毛髪の水分量による浸透効果を確認する実験です。
ワインディング時は毛髪をしっかり濡らしますが、どんな効果があるのでしょう?
|
|
上記2種の条件で色のついたパーマ液に浸し、カッターで切断して浸透度合いを確認します。 毛髪の水分量は、薬液の効果に影響しますので、効果をしっかり確認しておきたいですね。
続いて、『酸リンスの効果』を確認する実験です。
|
|
「パーマ1液と2液」「パーマ1液と酸リンス」を、それぞれ混合するとpHはどうなるでしょう? 酸リンスの効果が、実際にpHで確認できる実験です。適切な処理を行いましょう。
続いて、『乾燥と還元』についての実験です。
|
|
どんな条件で還元効果が変わるのか? 少しマニアックですが、しっかり把握しているとデザインの幅が広がると思います。 セミナーの後半は『毛束実習』です。 還元剤の違い・クリープの有無・減力剤の効果を以下の条件で、毛束にパーマをかけて確認します。
|
|
『施術の条件』も様々な特徴があります。 また、ケミカルと組み合わせれば、ダメージを軽減させたり、デザインの幅が広がったりと、『お客様への価値』を高められると思います。 皆さんも是非、薬液を使いこなしてパーマ比率を向上させてください!!
実験にも登場している製品『ルシケア アクア』の詳細はこちら ●ルシケア アクア(カール) http://www.real-chemical.co.jp/products/perm_curl/LUCICAREAQUA2.html ●ルシケア アクア(ストレート) http://www.real-chemical.co.jp/products/perm_curl/LUCICAREAQUA.html
|