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売れる「MEN’Sパーマデザイン」ラボ

201818SEPTEMBER

セミナーレポート
売れる「MEN’Sパーマデザイン」ラボ

【開催】2018年09月18日(火)
【講師】Garland

 講師  Garland (女性編) 

art director 真木 遊 氏

 

都内有名店2店舗を経てGarlandオープニングスタッフとして参加。 顔周りの繊細なカットでお客様の魅力を最大限に引き出す。来てよかったと心から思って頂けるようなスタイルを提案している。 一般誌から業界誌まで数多くの雑誌を担当。 メイク、アレンジなどの評判も高く、ファッション誌のヘアメイクでも活躍する実力派。

 

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このセミナーでは8/21男性スタイリスト編に引き続き、今回は女性の視点からメンズパーマデザインにおける『カウンセリング術』 『デザインのポイント(カット・パーマ)』を講義とデモンストレーションを通してレクチャーしていただきました。

まずは講義内容から

●女性スタイリスト目線の顧客心理
・ライフスタイル 
・持ちの良いヘアスタイル 
・日々のスタイリングが簡単

メンズ顧客に対して、この3つのポイントは必須条件にしています。

続いて
・違うスタイリングも楽しめる
・男性特有のこだわりを把握
・来店時のスタイリングを確認
・いつも何にこだわっているのかの把握

と言った点にポイントをおいて、メンズ顧客の気持ちを汲み取っています。

 

●カウンセリングのポイント
・どんなところが気になって美容室に来たか
・いつもはどんなスタイリングをしているのか
・スタイリング剤は何を使っているのか
・コンプレックス
・美容室に通う周期
・何を求めて美容室に来ているか

 

●パーマデザインにおけるベースカットの重要性
・パーマの持ちがよくなるようにベースはしっかり切る
・ベースカットが切りきれて無いとパーマの持ちもよくない
・パーマをかけた後のボリューム感をイメージしながらカットする

 

続いてカット&パーマのデモンストレーションへ
一人目のモデルさんは、マッシュショートベースに元々のクセ毛を生かしながらポイントパーマをかけていきます。

まずはカットから。

前回のツーブロックから伸ばしていくので、刈上げていた部分を馴染ませていくようにカット。

伸ばしていくので顔周り・サイドは長さを残しますが、耳後ろの重さの溜まるポイントはカットして野暮ったくならないようにします。「切る・切らない」「かける・かけない」をハッキリ見極めていきます。
クセを見ながら、自然に乾かしてドライカット。

 続いてパーマへ

 

ドライ状態から、パーマの最も欲しい部分(今回はトップ根元)に薬液を付けながら巻いていきます。(付け巻き)

 

こうすることで、パーマの強く出したくない部分や履歴でパーマの残っている毛先などの薬液負担を減らして施術しています。

 

ロッドオン(17~23㎜)

 

前髪・フロント→ルシケアEX
(システアミン・チオ)

 

他→ルシケアNEO
(システアミン・チオ) 
共に付け巻き

 

そのまま加温8分→付け巻き部分のテストカール後、ウェットにして同様の薬液を本塗布(前髪以外)→加温8分→ルシケアAC(酸リンス)→ルシケアR-Ⅱ 5分+5分

 

 仕上がりはこちら

スタイリング剤:NOTIOオイルをつけてドライ。NOTIOバターとソリッドワックスを手のひらで混ぜて、全体に馴染ませていきます。

 続いて2人目のモデルさんへ
まずはカットから。

ミディアムボブベースの毛先を整えて、重さを残すようにカット。
トップのレイヤーから、毛先を逃がすようにアンダーセクションへつなぎアウトラインに重さが残るように。

 

続いてパーマへ。

 

 

こちらもドライをしてから、パーマの最も欲しい部分(今回は中間部)に付け巻き。

ロッドオン(15~20㎜)

 ルシケアNEO(システアミン・チオ)付け巻き

そのまま加温7分→付け巻き部分のテストカール後、ウェットにして同様の薬液を本塗布→加温15分→ルシケアAC(酸リンス)→ルシケアB-Ⅱ 10分

 仕上がりはこちら

スタイリング剤:ルシケア トリートメントフォームF

 ●リピートしてもらう為に
・ライフスタイルを把握する
・お客様の要望、悩みなどを把握する
・髪質、頭の形、毛量などをお互いに理解しながら、デザインを提案する
・日々のスタイリングのやり方の説明
・ケア商品、スタイリング剤の提案

 

女性目線からメンズ顧客への対応やデザイン提案、パーマ施術の工程など、たくさんの情報をレクチャーしていただきました。

 

セミナーで使用した商品情報
●ルシケア

●NOTIO