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『世代別』デザインのノウハウ(40代編)

201718JULY

セミナーレポート
『世代別』デザインのノウハウ(40代編)

【開催】2017年07月18日(火)
【講師】green

 

講師 green 統括マネージャー IKUMA 氏

 グループ全店の統括マネージャーとしてサロン管理、スタッ
フや責任者の教育、また技術指導者として従事している。
また多種多様な髪質に対応した技術を探求し、外部講師とし
ても活躍する一方、商品開発や様々な雑誌の撮影、ヘアショ
ーなど多岐に渡り活躍中。
 


ホームページはこちら

http://www.hairmake-green.com/ 

 

2回目は、40代のお客様のニーズに対してのカットとパー
マをご紹介頂きました。

 

40代のお客様は、きっちりコンサバスタイルというようも、
コンサバカジュアルを求められる傾向にあります。
*カジュアル過ぎず、きっちりコンサバでもないスタイル。
30代の方は、カジュアルとコンサバがはっきりと分かれてい
ますが、様々な経験のある40代の方は、ラフで上品な質感
を求める傾向です。
ですので、40代の方へのスタイルは、「品がある事」が大

事です。

<カットのポイント>
お客様の要望の傾向スタイルは、レイヤーの位置が高いスタ
イルの要望がありますが、毛先のまとまりや質感を考えて、
以下のことを行っています。
・ローレイヤーベース
・中間の毛量や束感を調節
・パーマ前のカットは、時短と効率を考えドライカット

<大人の前髪ポイント>
・眉ぎりぎりの長さに設定
(20代は、目ぎりぎりの長さが多い)
・黒目の外側から中心は、フラットライン

・ラウンドは、黒目の外側から
(黒目中心や内側からラウンドすると子供っぽくなる)

<パーマのポイント>
・スライスを厚めにとる
毛先のパサツキを抑えるため、20代より厚みを持たせる。
・ランダムに立体感がでるように、巻き収まり・ロッドの
大きさ・巻き方・方向を変える

 

 <厚みをコントロールするためのコツ>
毛束の厚みを数値化して何度も毛束に触れ、自分なりの毛
束厚みの基準を作り、カットでコントロールしてワインデ
ィングする。

セミナーモデルの毛束の厚みを再現したウィッグです。
参加者の方が厚みを確認しています。
greenでは、カット練習に入る前段階で、パーマ時の髪の
厚みを覚えるトレーニングや厚みの数値化を行っています
。適切な厚みを覚える事は、カットの毛量調節やワインデ
ィング
時に役立ちます。
再現性の高いパーマをかける事ができますので、皆さんも
是非参考にして下さい。

 

<使用ロッド>15mm~19mm
<使用薬剤>1液 ルシケアH-Ⅰ 2液 ルシケアB-Ⅱ

<仕上がり>

 柔らかで弾力のあるカールスタイルに仕上がりました。

<スタイリング剤>
ルシケアトリートメントフォームF
ノティオワックス

 

セミナーで使用した商品情報
 ●ルシケア
http://www.real-chemical.co.jp/products/perm_curl/LUCICARE.html

●NOTIO
http://www.real-chemical.co.jp/products/styling/